英会話スクールの存在意義はただ一つ、生徒が英語を話せるようにする、ということだけです。でも実は、「英語が話せる」ようになるためには、「英語を勉強する」だけではダメなんです。

ただ知識としての「英語」を、「英会話」に昇華させるもの、それは、「コミュニケーション能力」です。コミュニケーション能力は、「表現する力」、「伝える力」、そして相手の言うことを「受けとめる力」などの総称と言えます。

「あれが欲しい」、「こうして欲しい」など、誰かと会話するときには必ず「伝えたいこと」があるはず。その気持ちが言葉にこもったとき、初めて英「会話」が成り立つのです。MLS独自の指導法「ドラマメソッド®」では、英語力と共にこのコミュニケーション能力を伸ばしていきます。

◆「MLS」の考えるコミュニケーション能力 >>

MLSの小学生クラスは、そんな「自分の意思」を表現する練習でいっぱいです。幼児クラスでは、「講師の問いかけに自分の意思で答える」ことが目標でしたが、小学生クラスでは「自分の言いたいことを自分で英文にして、話す」ことを目標としています。

例えばダイアローグ練習では、同じ会話文をシチュエーション(状況設定)を入れ換えながら練習していきますが、「いつ」「どこで」「誰が」など、状況設定は生徒のアイディアをどんどん取り入れていきます。自分たちの設定した状況の中で、会話に感情移入し、「自分だったらどうするか」を常に考えて会話していく。単なる知識として頭で英語を覚えるのではなく、体全体を使い、気持ちを込めて会話することで、真のコミュニケーション能力を育むのです。

新聞報道などでご存じの方も多いと思いますが、2011年から、公立小学校でも英語が教科として取り入れられます。そのための「指導要領」として文部科学省が準備を進めている「英語ノート」にも、「6年生の場合、「レッスン1」でアルファベットを学び、道案内やオリジナルの英語劇作りなど…」と、英語劇が取り上げられているようです。

【読売新聞の記事】
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/news/20080404ur03.htm

実はMLSでは、10年以上前から、文部科学省や各地の教育委員会の依頼を受けて、小中高校の英語科の先生向けの研修に指導講師を派遣してきました。これまでに1,300名以上の先生方が研修を受け、その満足度は98.1%を誇ります!! 今回文部科学省の「英語ノート」に英語劇が取り入れられたのも、我々が続けてきた活動が少なからず影響を与えることができたからでは、と自負しております。

この他にも、小学校の英語の時間に使える教材を執筆したり、小中学校のクラス・学年での発表のための英語劇脚本セットの提供など、様々な形で小学校の英語活動をバックアップしています。

言葉の習得において、「劇の効用」は無限です。発表を通して「舞台度胸」がつき、人前でも恥ずかしがらずに堂々と自己表現できるようになります。また発表だけではなく、リハーサルを通して、誰かがセリフを忘れたり飛ばしたりしても他の誰かがフォローする、と言った「問題を解決する力」「助け合う力」も身につけられます。またセリフを言うときには、必ず動きを伴い、気持ちを込めて言うので、言葉の意味をよく理解でき、長い文章でも無理なく自然に覚えられ、ずっと忘れない、という利点もあります。

MLSの小学生クラスでは、2学期の後半から年度末にかけて、たっぷりと時間をかけて英語劇のリハーサルを行います。もちろん、「台本をただ丸暗記」するのではなく、劇の台本をテキストに、出てくる単語や表現を使ってゲームをしたり、自分たちで文章を作ったりと、いろいろと応用するのがMLS流。楽しいアクティビティに熱中する内に、いつの間にか英語が自然と口をついて出てくるようになります!!

小学校学級担任のための楽しい英語の授業マニュアル

ジャパンタイムズ

本書は、英語に自信のない公立小学校の先生方にとって最高の参考書となり、心強い助っ人となるであろう。(amazon.co.jpカスタマーレビューより)

英語で遊ぶ25のゲームと15のダイアローグ集

桐原書店

本書では、楽しいゲームやアクティビティを通して、効果的に英語の単語や表現を、生徒たちに定着させられる方法を数多くご紹介しました。参加する生徒はもちろん、先生も楽しみながら指導できるような工夫もしてあります。覚えた単語や表現を使って会話し、お友だちや保護者の前で発表もできるよう、簡単なダイアローグ(会話例)も収録してあります。ダイアローグも、ただのセリフの暗唱になってしまわないように、演劇的手法を用いたさまざまなアイディアを盛り込んであります。英語を単なる知識としてではなく、コミュニケーションのための道具として使いこなせるようになってくれることを目指しました。(「BOOKデータベース」より)

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